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ザ・テノール 真実の物語
日本でも様々なテレビ番組で紹介された感動の実話が遂に映画化! 「100年に一人の声を持つテノール」(イギリス・タイムズ紙)として、ヨーロッパのク ラシック界でその名を轟かせたオペラ歌手、ベー・チェチョル。しかし、そんな彼を思いがけない悲劇が襲う。チェチョルは癌に冒され、一命は取りとめたものの、歌手としての命=声を失ってしまったのだ。残酷な運命に打ちのめされるチェチョル。そんな彼に手を差し伸べたのは日本人の親友だった。そして、二人は希望の光を求めて苦難の道のりを共に歩き出す……。

2014年製作/121分/日本・韓国合作
原題:ザ・テノール 真実の物語
配給:「ザ・テノール 真実の物語」プロジェクト
親分はイエス様
抗争中のヤクザがある事をきっかけにキリスト教に目覚め、伝道師として活動する。実在する元ヤクザのキリスト教伝道集団“ミッション・バラバ”をモデルにした映画。
木原勇次は極道・山政会の幹部として、対立する中森組との抗争に明け暮れていた。抗争が膠着状態に入ったある日、木原と中森組の幹部・島俊夫はそれぞれの組長から身を隠すように言い渡される。実はそれぞれの組長は、2人を事件の首謀者に仕立て上げたうえで手打ちを行なう事を目論んでおり、2人はいわば捨て石にされたのだ。大阪に身を隠した勇次は麻薬に溺れ心身共にボロボロになり、島は組長の送り込んだ刺客に抹殺されてしまう。
朦朧とした意識のまま街をさ迷う勇次は、目に飛び込んできた十字架に吸い寄せられるように教会に入り昏倒、牧師に助けられる。そして…。 木原勇次役を渡瀬恒彦、他奥田瑛二、渡辺裕之、ガッツ石松、誠直也、増田恵子らが出演した。

2001年製作/131分/日本・韓国合作
配給:グルーヴコーポレーション(配給協力 アースライズ)
瞬きの詩人

1946年、当時9歳のときに集団赤痢に羅患。その時の高熱で脳性麻痺となり、首から下は動かなくなり、ことばの自由も奪われた。失望の中に死を望むようになる水野源三少年だったが、宮尾牧師を通して一冊の聖書と出会う…。18歳のころから詩を書き始め、父が読売新聞に投稿した句の入選をきっかけに本格的に詩作に励むようになった。看病に励み、源三のためにあらゆる努力を惜しまぬ母の姿、そして父や兄弟家族たちの葛藤やそれでも源三を愛してやまない家族との心温まる日常。そして源三を支え、励まし、導き、何よりの原動力となった信仰、そして紡ぎだすように詩に思いを乗せてゆく源三の姿が描かれている。

1995年製作/77分/日本
配給:いのちのことば社ライフ企画
愛の黙示録
1938年、日本の占領下にあった朝鮮・木浦。人からは乞食大将と馬鹿にされながらも共生園という孤児院を営んでいた基督教伝道師の尹致浩の元に嫁いだのは、クリスチャンである日本人女性・田内千鶴子だった。生活は苦しく、戦争孤児は増える一方だったが、彼女は多くの孤児たちの母として夫とともに共生園を支える。戦争が終わり、夫が親日派だと村人から迫害を受けるのを目の当たりにした千鶴子は、自分の3人の子供を連れて故郷の高知へと帰国した。だが、残してきた夫や園の子供たちが気になって仕方がない千鶴子は、母がとめるのも聞かずに韓国へ戻る。千鶴子は孤児たちの歓迎を受け、みんなの母として再び共生園で暮らすことになった。やがて朝鮮戦争が勃発し、たびたびスパイ容疑で軍に捕らえられていた夫は、食料を調達してくると出ていったきり行方不明になってしまう。田内千鶴子の実話を映画化、石田えりが彼女を演じている。

1997年製作/102分/日本・韓国合作
配給:映画「愛の黙示録」を世界におくる会