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​当団体がかかわったお勧め映画

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​お勧め映画
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​ご紹介映画

*ポスター画像をクリックすると,ホームページ、予告編のWebサイトが開きます。(全てではありません)

ドラマ (国内)
沈黙

​沈黙-サイレンス―

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『沈黙 -サイレンス-』は、遠藤周作小説沈黙』を原作とする。監督はマーティン・スコセッシ​。

17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教 (信仰を捨てる事)したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは 日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。

日本にたどりついた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の 井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。そして次々と犠牲になる人々―

守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じた事でわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは―

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2016年製作/162分/PG12/アメリカ
原題:Silence
配給:KADOKAWA 

​塩狩峠

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三浦綾子原作、この物語は明治42年2月28日に北海道の塩狩峠で起こった事実に基づく。名寄から札幌に向かっていた汽車が塩狩峠の頂上あたりに差し掛かったころ、突然、最後尾の車両がはずれ、逆走してしまう。この車両に乗っていた永野信夫(当時旭川運輸事務所庶務主任)が、乗客の命を救ったのだが・・・。その日彼は、友人吉川の妹で、難病カリエスから癒されたふじ子との結納の日だった。「愛」「信仰」を現代の私たちに問う作品。監督は中村登。脚本は楠田芳子。文部省選定、文化庁優秀映画奨励賞受賞、全国PTA協議会推薦、青少年審議会推薦。

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1973年製作/104分/日本 

​2022年 HDリマスター版

原題:塩狩峠

配給:松竹・ワールド・ワイド映画

​海嶺

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三浦綾子の史実に基づいた同名小説を、貞永方久が脚色(緒川浩一と共同)・監督。  天保三年。大阪で米を満載し江戸へ向かって出航した宝順丸は、途中で荒れ狂う嵐に遭遇した。十一人が命を落とし、岩吉、音吉、久吉の三人だけがアメリカ大陸に漂着する。インディアンに捕らえられ奴隷として扱われるが、マクラフリン博士に助け出され日本へ帰れる運びとなった。船はハワイからロンドンとマカオを経由して日本へ向かうことになり、マカオで出会った宣教師のギュツラフから聖書の日本語訳を頼まれるのだが、ときはキリスタン迫害の時代。三人は躊躇する。そして、漸く日本の姿を見る彼らに、日本は非常な行動を取った。西郷輝彦、竹下景子、そして、カントリーウェスタンの大物、ジョニー・キャッシュが出演。

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1983年製作/137分(劇場版)、96分(DVD再編旬版)/日本

2022年 HDリマスター版

:原題:海嶺/再編集版日本漂流民物語 -モリソン号事件-
配給:松竹・ワールド・ワイド映画

僕はイエス様がきらい

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『僕はイエス様が嫌い』は、カンヌ・ベルリン・ベネチアに続いて権威のある国際映画祭とされるスペインのサンセバスチャン国際映画祭(第66回)にて、最優秀新人監督賞を史上最年少となる22歳で受賞という快挙を達成。その後もスウェーデンのストックホルム国際映画祭(第29回)において最優秀撮影賞を受賞、また、中国のマカオ国際映画祭(第3回)ではスペシャル・メンションを受賞。フランス・スペイン・韓国では既に劇場公開が決まっている話題作。祖母と暮らすことになった少年ユラは、東京から地方のミッション系の小学校に転校する。毎日の礼拝に困惑する彼の前に、とても小さなイエス様が姿を現す。ユラ以外の人には見えないが、いつも彼の願いをかなえてくれるイエス様をようやく信じかけた矢先、彼に苦難が降り掛かる。

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2019年製作/78分/G/日本

配給:ショウゲート

​教誨師

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プロテスタントの牧師、佐伯保(大杉漣)。彼は教誨師として月に2回拘置所を訪れ、一癖も二癖もある死刑囚と面会する。無言を貫き、佐伯の問いにも一切応えようとしない鈴木(古舘寛治)。気のよいヤクザの組長、吉田(光石研)。年老いたホームレス、進藤(五頭岳夫)。よくしゃべる関西出身の中年女性、野口(烏丸せつこ)。面会にも来ない我が子を思い続ける気弱な小川(小川登)。そして大量殺人者の若者、高宮(玉置玲央)。佐伯は、彼らが自らの罪をしっかりと見つめ、悔い改めることで残り少ない“ 生” を充実したものにできるよう、そして心安らかに“ 死” を迎えられるよう、親身になって彼らの話を聞き、聖書の言葉を伝える。しかしなかなか思い通りにはいかず…。故大杉漣の最後の主演作にして初プロデュース作。

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2018年製作/114分/G/日本

配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム

​氷点

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作家三浦綾子のデビュー作「氷点」が原作。何度もテレビドラマ化され、その都度陽子役の女優に注目が集まった。キリスト教の概念である「原罪」が重要なテーマ。昭和21年(1946年)、旭川市在住の医師辻口啓造の夏枝が村井靖夫と密会中に、佐石土雄によって3歳の娘ルリ子が殺されてしまう。啓造は夏枝を詰問することもできず、内に妬心を秘める。ルリ子の代わりに女の子が欲しいとねだる夏枝に対し、啓造はそれとは知らせずに殺人犯佐石の娘とされる幼い女の子を引き取る。女の子は陽子と名付けられ、夏枝の愛情を受けて明るく素直に育つ。陽子が小学1年生になったある日、夏枝は書斎で啓造の書きかけの手紙を見付け、その内容から陽子が佐石の娘であることを知る。夏枝は陽子の首に手をかけるが、かろうじて思いとどまる。しかし、もはや陽子に素直な愛情を注ぐことが出来なくなり、給食費を渡さない、答辞を書いた奉書紙を白紙に擦り替えるなどの意地悪をするようになる。一方の陽子は、自分が辻口夫妻の実の娘ではないことを悟り、心に傷を負いながらも明るく生きようとする。しかし…。

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1966年製作/107分/日本
配給:大映

積木の箱

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三浦綾子の同名小説を増村保造が映画化。佐々木一郎は北海道の観光王の息子で、母トキ、長女奈美恵、次女みどりと暮らしていた。ある日一郎は、父の豪一と奈美恵が裸で抱き合っているところを目撃してしまう。奈美恵は幼いころに拾われた娘で、豪一の愛人だったのだ。一郎は家での食事を拒否し、毎日パンを買いに出かけた。一郎はそこで働く久代に惹かれていた。一郎は自分を挑発してくる奈美恵を抱き、二度と父親と寝ないよう約束させる。しかし奈美恵は約束を破るだけでなく、実は久代がかつて豪一に襲われ、そのときにできたのが久代の一人息子だと告げるのだった。明らかなキリスト教の信仰が描かれていないが、人間の罪を指摘する。ある時三浦綾子さんに読者から、続編を書いて、あのふてぶてしい人物を懲らしめてやって欲しいとの手紙が来た。三浦さんは、私は続編は書かないと返事し、罪に対する神の対処のすべてが書かれてあるからと聖書を送ったとのこと。(聖書と福音WEBIO NO538) 

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1968年製作/83分/日本
配給:大映

ダウンタウン物語(1981年のテレビドラマ)

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横浜の港町、下町にあるスナックと貧しい教会を中心に物語が展開していくテレビドラマ(15話)。風見呼子(桃井かおり)はスナックの歌手兼ホステス。スナックは元々呼子の母・蘭子(岡田茉莉子)のものだったが、蘭子は傷害事件を起こし服役中、スナックは代わっての呼子が切り盛りしている。その呼子と貧しい牧師・塩谷伊作(川谷拓三)との紆余曲折ある恋物語を描く。物語はクリスマス・イブに流産で苦しむ呼子を伊作が助けるところから始まり、自分も貧しいながらも、苦しい境遇の人たちの為に全力で仕える牧師が奮闘する。彼の語ることばが人々を励ましていく。夏目雅子、岡田茉莉子、西田敏行、田村亮ら豪華キャスト、またこのドラマは佐藤浩市さんの民放デビュー作品。脚本は、市川森一。主題歌の『バイバイ子守唄 ―ララバイ―』は、桃井かおりと荒木一郎 (作詞・作曲:荒木一郎)が歌った。

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1981年製作/各54分/日本
制作:日本テレビ

マイ・ダディ

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映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM(以下、TCP)」 の2016年準グランプリ受賞企画 『ファインディング・ダディ』 が、 『マイ・ダディ』 というタイトルで遂に映画化。なんと本作が “初の主演映画” となる ムロツヨシ が主演。聖公会のとある小さな教会の牧師・御堂一男(ムロツヨシ)は、中学生になる一人娘を男手ひとつで育てている話。男は小さな教会の牧師をしながら、ガソリンスタンドでアルバイトに励みつつ、ひかりを男手ひとつで育てている。思春期に突入したひかりはちょっぴり反抗的な時もあるが、優しくて面白いお父さんのことが大好き。牧師として多くの人に慕われ、たまに娘と些細な喧嘩をしながらも、2人の穏やかで幸せな日々は続いていく……と思っていた、ある日、突然ひかりが倒れてしまう。そして…。最初のシーンで、教会員に「聖書を全巻読んだことある人」と教会員に呼びかけるが、誰も手を挙げなかったのは現実?

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2021年製作/116分/G/日本
配給:イオンエンターテイメント

祈り 幻に長崎を想う刻

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人類史上、たった二度だけ使用された原子力爆弾は、広島、長崎に投下された。これは、2021年現在、最後の原爆投下地となった長崎で、復興期を生き抜いた人々と被爆マリア像の数奇な運命をめぐる知られざる戦後史である。1945年8月9日11時02分──、広島に次ぐ二発目の原子力爆弾、『ファットマン』が長崎市に投下され、人口24万人のうち約7万4千人が一瞬にして命を奪われた。東洋一の大聖堂とうたわれた浦上天主堂も被爆し、外壁の一部を残して崩壊。聖堂にあったマリア像は、焼けただれた頭部だけが残された。時を経て、復興の兆しが見えはじめた長崎では、日米国交の妨げとなる浦上天主堂の残骸を撤去するか、被爆遺構として保存するかで、市民と行政のあいだで議論を呼んだ。そんな中、「被爆マリア像」と名付けられたマリア像の頭部が、忽然と姿を消した……。

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2020年製作/110分/G/日本
配給:ラビットハウス、Kムーブ

正義の天秤

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亀梨和也が主演を務める土曜ドラマ『正義の天秤で、山口智子が演じるのは、東京都北区・師団坂付近にある師団坂教会の女性牧師・冨野静子。師団坂法律事務所の創設者でキリスト教徒の佐伯真樹夫(中村雅俊)とは旧知の仲であり、幼いころに母親を亡くした真樹夫の娘・芽依(奈緒)のことを、母親のように公私にわたり気にかけている。同じく幼いころから教会の日曜学校に通っていた雨宮久美子(大島優子)に、真樹夫を紹介したのも静子である。鷹野とは、雨宮の紹介で知り合った。真樹夫亡き後、鷹野と雨宮、芽依のことを優しく見守っている存在だ。

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2021年製作/各50分 全5回

​放送:NHK

俺を早く死刑にしろ!

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死刑になるため自分の母親と見ず知らずの姉妹を殺した佐久間亘は、更生の余地なしとして望み通り死刑が確定し拘置所でその日を待っていた。 
そこへ佐久間を改心へ導くためキリスト教の教誨師の沙月が訪れるようになり、反発していた佐久間の心に変化が訪れるようになっていくのだが、
死刑執行のその日は確実に近づいていたー

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2022年製作/102分/PG12/日本
配給:バグダス

こんにちは、​母さん

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山田洋次監督がこれまで「男はつらいよ」シリーズではお寺がコミュニティーの中心として描かれていたが、山田監督の最後の作品となるかもしれないと渾身込めて制作した作品にキリスト教会が登場し、吉永小百合さんがクリスチャン役で出演している。 大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘・舞(永野芽郁)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉洋)は、久しぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす東京下町の実家を訪れる。「こんにちは、母さん」しかし、迎えてくれた母の様子が、どうもおかしい...。割烹着を着ていたはずの母親が、艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活している。おまけに恋愛までしているようだ!久々の実家にも自分の居場所がなく、戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。キリストの犠牲の精神と主人公が重なり、各所にキリスト教の香りが放たれている。 
         

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2023年製作/110分/G/日本
配給:松竹

塩狩峠
海嶺
僕はイエス様がきらい
教誨師
氷点
ダウンタウン物語
マイ・ダディ
正義の天秤
祈りに幻にながs長崎を想う刻
積木の箱
俺を早く死刑にしろ!
こんにちは、母さん
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