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​当団体がかかわったお勧め映画

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​お勧め映画
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​ご紹介映画

*ポスター画像をクリックすると,ホームページ、予告編のWebサイトが開きます。(全てではありません)

賛否両論あり

 ノア 約束の舟

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ある夜、ノアは眠りの中で、恐るべき光景を見る。それは、堕落した人間を滅ぼすために、すべてを地上から消し去り、新たな世界を創るという神の宣告だった。大洪水が来ると知ったノアは、妻ナーマと3人の息子、そして養女イラと共に、罪のない動物たちを守る箱舟を造り始める。やがてノアの父を殺した宿敵トバル・カインがノアの計画を知り、舟を奪おうとする。壮絶な戦いのなか、遂に大洪水が始まる……。

​聖書の内容をかなり大胆に解釈しているので、保守的な方々にとっては受け入れにくい作品。公開前、パラマウントや宣伝スタッフ約20名に「聖書のノアと映画のノア」の違いを解説する。

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2014年製作/138分/G/アメリカ
原題:Noah
配給:パラマウント

​ジーザス・クライスト スーパースター

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聖書を題材にイエス・キリストの最後の7日間を描いたロックミュージカルである。ティム・ライスが作詞、アンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲をそれぞれ担当し、1971年ブロードウェイで初演された作品の映画化。ひとりの人間として神や民衆の狭間で苦悩する「ジーザス・クライスト」と、その使徒の一人でありながら「裏切り者」の名を浴びて歴史にその名を刻むことになるイスカリオテのユダのふたりに、現代的な視点から「教団主導者には必須なはずの計画性に欠け、早すぎた聖者としての名声の上にあぐらをかいて、新しい方策を見いだすことができないジーザス」と「ジーザスに対する期待があまりにも大きすぎたゆえに、やがてそれは大きな失望となり、ジーザスの存在はローマ支配下にあるユダヤ人社会を危険にさらすものになりかねない、という危惧を抱くようになるユダ」という新しい解釈を加え、その愛憎に満ちた両者の関係に、マグダラのマリアとの愛情に満ちたもうひとつの関係を絡めて、鮮やかに描き出した作品である。「聖書に忠実ではない」「神に対する冒涜だ」など公開当初から道徳的な批判がある。

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1973年製作/112分/アメリカ
原題:Jesus Christ Superstar
配給:CIC

​最後の誘惑

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『タクシードライバー』(1976)、『レイジング・ブル』(1980)、遠藤周作原作の『沈黙-サイレンス-』を監督したマーティン・スコセッシ作品。作は、ニコス・カザンザキスの小説(邦訳題は『キリスト最後のこころみ』)。イエス・キリストに、マグダラのマリアとの結婚から多くの子どもをもうけ普通の人間として死ぬという誘惑があったという解釈に基づいている。原作はキリスト教会から禁書扱いされており、映画制作時にキリスト教関連団体から抗議の声があがった。イエス・キリストを悩める人間として、ユダの裏切りを神の使命として描き、物議を醸した作品である。

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1988年製作/アメリカ
原題:The Last Temptation of Christ
配給:UIP

​ダビンチ・コード

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ダン・ブラウンの小説『ダ・ヴィンチ・コード』を原作とする。監督はロン・ハワード、主演はトム・ハンクス、他にオドレイ・トトゥジャン・レノなどフランス人有名俳優も出演。2006年5月20日より全世界で同時公開された。日本では日劇1・3系で全国公開。また第59回カンヌ国際映画祭でオープニング作品として上映された。上映時間2時間29分。言語は英語フランス語。原作で著者は「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている。」と述べ、映画の製作者は「今世紀最大の話題作」だとしているが、イエスの婚姻関係および子供に関しての確たる証拠はない。現在も研究は続いているものの、史的イエスの構築すら困難を極めるほどに史料が根本的に不足しており、学術的かつ客観的結論を得るのはまず不可能であるため、原作含め学術的にはフィクション作品として扱われることが多い。ローマ教会(カトリック教会)イエス・キリストを冒涜したものだとして、ボイコットを呼びかけた。

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2006年製作/150分/アメリカ
原題:The Da Vinci Code
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

​マグダラのマリア

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新約聖書に登場するマグダラのマリアを主人公とする、ヘレン・エドマンソン(英語版)とフィリッパ・ゴスレット(英語版)の脚本に基づき、ガース・デイヴィス(英語版)が監督を務め、ルーニー・マーラがマグダラのマリアを、ホアキン・フェニックスがイエス・キリストを演じる。イエスの存在がマリアにとっては人生を変えさせるほどの救いになったことは表現されているが、脚色面が強すぎて、聖書にはないストーリーがある。

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2018年製作/120分/イギリス・アメリカ・オーストラリア合作
原題:Mary Magdalene

​ザ・ウォーカー

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最終戦争によって国家も文明も滅びた世界を旅する男(ウォーカー)イーライ(デンゼル・ワシントン)がいた。彼は、30年間もアメリカを西に歩き続けている。目的地は何処なのか、彼にもわからない。ただ、「本を西へ運べ」という心の声に導かれるままに歩き続ける。
一方、とある本を探し続ける独裁者の男カーネギー(ゲイリー・オールドマン)がいた。
彼は、旧来の秩序さえもが滅びたことを良いことに理想の町を作ろうと企てていた。
そして、イーライはカーネギーが仕切る町に立ち寄る。
カーネギーは探していた本をイーライが持っていることに気づき奪おうと企てるが…。
イーライはその本を暗記した。その本とは…。製作には『マトリックス』シリーズで知られるジョエル・シルバーが参加している。バイオレンスなシーンあり。

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2010年製作/118分/PG12/アメリカ
原題:The Book of Eli
配給:角川映画、松竹

​魂のゆくえ

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ニューヨークの小さな教会であるファースト・リフォームド教会で牧師を務めるエルンスト・トラー牧師は、自身の考えを年報に掲載する記事にまとめていた。トラーは書き上がったものに満足することができず、それを破り捨ててしまった。トラーは従軍牧師としても活動していたが、息子のジョセフの戦死をきっかけに活動から退くことになった。トラーの苦悶と自責の念は極めて強かった。そんな折、メアリーがトラーに、夫のマイケルと面談するように頼み込んできた。マイケルは極端な環境保護論者であり、メアリーに中絶を勧めてくるのだという。マイケルは「この世界は気候変動によって過酷なものになってしまい、もう元には戻れない。そんな世界に子供を産み落としたくない」と答えた。メアリーは夫のものと思われる即席爆弾を車庫で発見し驚愕する。その頃、教会では設立250周年を祝う式典の準備が進んでいたのだが…。本作は批評家からは絶賛されているようだ。G作品になってはいるが、その悲劇的な結末を理解するのは難しい。年齢制限してほしい作品。

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2018年製作/113分/G/アメリカ・イギリス・オーストラリア合作
原題:First Reformed
配給:トランスフォーマー

アダムズ・アップル

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仮釈放されたスキンヘッド男のアダムは、更生プログラムの一環で田舎の教会へ送られる。指導役の聖職者イヴァンは快く迎え入れるが、ガチガチのネオナチ思想に染まったアダムは神も人の情けも信じていない。ここで取り組むべき目標をイヴァンに問われたアダムは、教会の庭のリンゴで「アップルケーキを作る」とその場しのぎの答えを返す。だが、この教会はどこかおかしい。ここに住みついた2人の前科者、パキスタン移民のカリドとメタボ男のグナーも、実は悲惨な人生を歩んできたイヴァンも…。アダムはイヴァンの自己欺瞞を暴こうとするが、時同じくしてアダムのアップルケーキ作りを妨害するかのように、災いが次々と教会に降りかかる。それは悪魔の仕業か、それとも神が人間に与えた試練なのか……。ヨブ記で語られる「高潔な人にも訪れる不幸や試練は、罰なのか」を問いかける作品。PG12 作品、要注意。

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2005年製作/94分/PG12/デンマーク・ドイツ合作
原題:Adam's Apples
配給:アダムズ・アップルLLP

聖なる犯罪者

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少年院に服役中のダニエルは、前科者は聖職に就けぬと知りながらも、神父になることを夢見ている。仮釈放となり田舎の製材所で職を得たダニエルはふと立寄った教会で、新任の司祭と勘違いされ司祭の代わりを命じられる。司祭らしからぬダニエルに村人たちは戸惑うが、徐々に人々の信頼を得ていく。数年前、この村で起こった凄惨な事故を知ったダニエルは、心に深い傷を負った村人たちを癒そうと模索する。そんな中、少年院にいた男が現れすべてを暴くとダニエルを脅し、事態は思わぬ方向へと転がりだす…。実際のモデルがあり、村人の対立から十字架の和解を描いており、現代社会、教会に必要なメッセージが込められている。暴力とSEXシーンがあり、R18 指定なので注意。

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2019年製作/115分/R18+/ポーランド・フランス合作
原題:Boze Cialo
配給:ハーク

神の日曜日

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カールトン・ピアソン牧師は福音派に所属していた。ペンテコステ派の大伝道者として知られるオーラル・ロバーツの片腕だった。ピアソン牧師の説教は大人気で、彼の教会には6000人以上の信者が集結することもあった。そんなある日、テレビで、戦争や飢餓で死んでいくアフリカの子供たちのテレビドキュメンタリーを観る。彼の心に疑問が湧いた。「神を知らない子供たちは死後一体どこに行くんだろう」。また、ピアソンの元に、服役中の叔父が自殺したとの一報が届いた。「はたして叔父は神から赦されたのだろうか」。考え抜いた末、ピアソンは従来の立場を翻すことになった。それは周囲の人間から異端者、地獄否定論者とみなされることを意味していた。そして、両者が聖書の言葉に基づいて議論するのだが…。実話を基に作られた映画。

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2018年製作/105分/アメリカ
原題:Come Sunday

​配信:ネットフリックス

ジーザス・キャンプ〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜(Jesus Camp)

ジーザス・キャンプ

『ジーザス・キャンプ〜アメリカを動かすキリスト教原理主義〜』(Jesus Camp)は、キリスト教系の新宗教団体であるキリスト教福音宣教会(摂理)のキャンプ映像を題材に、アメリカ合衆国キリスト教の活動を扱った、2006年のドキュメンタリー映画。摂理とは、韓国発祥のキリスト教系の新興宗教で統一教会を脱会した鄭明析(チョン・ミョンソク)が1979年に設立し、学生を中心に拡大した新興宗教。キリストである鄭氏を喜ばせるために若い女性信者を上納する悍(おぞ)ましい行為を長年にわたり行ってきた。被害者の告発によって実態が露わになった。(異端・カルト100番より)

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2006年製作/87分/アメリカ
原題:Jesus Camp

ベネデッタ

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R18で、性的な表現が多いのでご注意を。17世紀イタリアで、レズビアン主義で告発された実在の修道女ベネデッタ・カルリーニ描く作品。ベネデッタは彼女の階級を剥奪され、投獄された。幼い頃から聖母マリアと対話し奇蹟を起こす少女とされていたベネデッタは6歳で修道院に入る。純粋無垢なまま成人したベネデッタは、ある日修道院に逃げ込んできた若い女性を助ける。様々な心情が絡み合い2人は秘密の関係を深めるが、同時期にベネデッタが聖痕を受け、イエスに娶られたとみなされ新しい修道院長に就任したことで周囲に波紋が広がる。民衆には聖女と崇められ権力を手にしたベネデッタだったが、彼女に疑惑と嫉妬の目を向けた修道女の身に耐えがたい悲劇が起こる。そして、ペスト流行にベネデッタを糾弾する教皇大使の来訪が重なり、町全体に更なる混乱と騒動が降りかかろうとしていた…。

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2021年製作/131分/R18+/フランス
原題:Benedetta
配給:クロックワークス

ノア
エクソダス
ジーザスクライスト
最後の誘惑
ダビンチコード
マグダラのマリア
魂のゆくえ
ザ・ウォーカー
アダムス・アップル
聖なる犯罪者
神の日曜日
ジーザス・キャンプ
ベネデッタ
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