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神の恵みとその裏話㉟ 映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」と横田早紀江さんら拉致問題解決への祈り

更新日:2023年12月8日


映画ポスター

2023年11月23日に、お茶の水クリスチャンセンター8Fにて、横田早紀江さんを囲む拡大祈祷会に参加させていただきました。

横田早紀江さんを囲む祈祷会は、毎月第2木曜日に、信濃町にあった旧いのちのことば社ビルで行われて以来、中野に移転してもチャペルで続けられています。

私も、いのちのことば社に在籍したいたときには、しばしば出席させていただいていましたが、定年後は、申し訳ないことに足が遠のいてしまいました。

今回、宣伝協力を頼まれた「ビヨンド・ユートピア 脱北」のチラシを今回の拡大祈祷会場に置いていただけるとのことで、配給会社のスタッフと久しぶりに参加しました。

映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」は、カレブ宣教会のキム・スンウン牧師が命を懸けて、脱北者を救出する長編ドキュメンタリーです。キム牧師が、北朝鮮から険しい山岳地帯を越えて脱北させた2人の幼い子どもや80代の祖母を含む5人の家族の救出までの足取りと、危機的な情況の中、朝鮮民主主義人民共和国(以下北朝鮮)に拘束された我が子との再会を信じ、必死の想いで取り返そうとする母親の姿を追った作品です。

 キム・スンウン牧師は、自分はソウルにいて電話指示するだけではありません。総移動距離12,000キロ、4つの国境を越え、50人以上のブローカーが協力する決死の脱出作戦に参加します。キム牧師は危険を冒して入国すると、自ら脱北者の家族と共に山岳地帯の逃避行を共にします。

 名もない牧師が、名もない家族を救っても、北朝鮮の独裁体制には何も影響を与えることができないから、命を懸けるなんて無駄と思われる方もおられるかもしれません。

 しかしそこにこそ、1匹の羊を救うために探し求めていくイエスの愛の姿があります。

 今まで北朝鮮が、聖書を持っているクリスチャンを迫害するのは、マルクス主義の思想的な観点からだと思っていましたが、この映画を見て、金日成主席の神格化と関係があることを初めて知りました。

 

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また、本当に北朝鮮の人々の貧しさには驚きます。ここが、北朝鮮政府の喧伝する「地上の楽園」だとはとても思えません。 1950年代から北朝鮮の帰還事業で、沢山の在日朝鮮人とその家族が、この「地上の楽園」の言葉に誘われて、日本から北朝鮮へ集団移住しました。

 私が子供の頃に観ていた「お母さんといっしょ」の着ぐるみ、人形劇『ブーフーウー』(1960年~1967年3月)で、おおかみの声を担当し有名になった永山一夫(権 秉純)さんのことを覚えておられますか?彼は、1971年の夏に北朝鮮への帰国を表明して、二人の息子さんと帰国しました。

 確か、NHKの特集番組だったでしょうか、北朝鮮に帰ることへの希望を語っていたのを今でも覚えています。彼の消息も不明です。北朝鮮は、「地上の楽園」ではありませんでした。

 この映画では、母親リー・ソヨンさんの姿も追いかけています。彼女自身も脱北者で、なんとか息子を脱北させようとします。しかし、残念ながら、このドキュメンタリー映画では幸運な結末を観ることはできません。

 彼女はきっと失意の中で暮らしていると思っていましたら、あるチラシの中に彼女の姿を発見しました。毎年12月10日から16日が、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」なのはご存じでしょうか。なんと彼女が、2023年12月16日に大阪で行われる「北朝鮮体制下の女性の現状と人権」セミナーの講師として来日されるのです。

彼女は元北朝鮮の兵士で、今も息子の脱北を信じて活動しているとのことでした。

その思いは、私たちが応援しているクリスチャンの横田早紀江さんに通じるものがあります。横田さんも、北朝鮮から「娘めぐみさんは亡くなった」と聞かされますが、それを信じず、彼女が帰ってくることを祈っています。もちろん、先ほどの祈祷会に参加しているメンバー全員が祈っています。

約 300名の皆様が集まった拡大祈祷会の中で、横田早紀江さんは今年具合が悪くなったとき、「あと2年、生かしてください」と祈ったと証しされていました。

あと2年です。この映画を観れば、もっと拉致問題解決のために、北朝鮮の人々のために祈りの手を高く上げなくてはと感じるはずです。

なお、「ビヨンド・ユートピア 脱北」は、本年度サンダンス映画祭で絶賛を浴びてドキュメンタリー部門の観客賞を受賞し、世界の映画祭でも高い評価を受けています。


愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。 Ⅰヨハネ4:18

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