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神と恵みの裏話51 なぜ映画「キング・オブ・キングス」は、単なる子ども向けアニメではなく、今、日本に必要なイエス・キリスト物語なのか。

映画「キング・オブ・キングス」のキリスト教会向けポスター
映画「キング・オブ・キングス」のキリスト教会向けポスター

 3月27日から映画『キング・オブ・キングス』が公開される。ポスターをご覧いただきたい。おそらく皆さん(大人)の中には、「なんだ、子どもの映画か…」という印象を抱く方もおられるだろう。大きな間違いである。私は先に試写させて頂いた者として、以下の4点で、この映画を「今」観るべきであると訴えたい。


①神学的に「正しい」アプローチ!

 映画は、いわゆる「入れ子構造」となっている。イエス・キリストの話がいきなり始まるのではなく、「スクルージ」を上演している劇作家のC.ディケンズが、わが子に「真の王様とはどんな存在か?」についてお話しするという体で、聖書の世界へ誘うのである。これはキリスト教神学的に「正しい」アプローチである。

©2025 MOFAC Animation Studios LLC.
©2025 MOFAC Animation Studios LLC.

 本来、聖書とは口伝で歴史を越えてきた。最初から文書があったのでもなく、また天から「黄金の書」が降って来たわけでもない。いわゆる「言い伝え(ナラティブ)」によって、父から子へ、そして孫へと伝えられてきた。

 この「物語を伝える」というやり方は、最も福音を伝えるのに有効な手段となっていることは、キリスト教2000年の歴史がそれを証明している。昨今注目されている「物語神学」というくくり方も、やっと神学が歴史に追い付いたことの証左ともいえよう。


 多方位からこの映画を鑑みるとき、確かに本作は神学的に正統なスタイルを踏襲していると言える。いわゆる「言い伝え」によって、父から子へ、そして孫へと伝えられてきた。この映画は神学的に正統なスタイルを踏襲している。

 異端や異教的テイストの映画やアニメが幅を利かせている日本エンタメ業界において、本作『キング・オブ・キングス』は、アダムとエバの罪の問題と、イエス・キリストの十字架と復活による罪の赦しを描き、どこから観ても、誰が観ても混ざり気のない、真正面から福音を描く“ストレートなイエス・キリストの物語”と言うことができる。自信を持って多くの人に薦めてもらいたい。


②商業映画として、豪華な一流声優陣!

 本作は、米国はもとより、韓国などすでに世界的に大ヒットを記録している。チャン・ソンホ監督の祈りと涙の結晶であること、一流の3Dアニメであること、またその要因の一つが豪華な声優陣である。具体的に挙げていくと、次のようになる。

・ケネス・ブラナー(英国でサーの称号を持つ名優):チャールズ・ディケンズ

・ユマ・サーマン(Q.タランティーノ作品で大ヒット):キャサリン・ディケンズ

・マーク・ハミル(「スターウォーズ」のルーク・スカイウォーカー):ヘロデ王

『007  トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)  ポスター
『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)  ポスター

・ピアース・ブロスナン(イケメン007):ポンティオ・ピラト

・フォレスト・ウィテカー(アカデミー賞受賞俳優):ペテロ

・ベン・キングスレー(映画「ガンジー」でオスカー最優秀男優賞):大祭司カイファ(カヤパ)

・オスカー・アイザック(「新スターウォーズ」の主役の中の一人):イエス・キリスト

・ローマン・グリフィン・デイヴィス(映画『ジョジョ・ラビット):ウォルター


これだけの人の声を集めることができるのは、商業映画でもほんの一握りである。それを本作『キング・オブ・キングス』は成し遂げている。

 もちろんイースター前の春休み映画の一作である以上、日本語吹き替え版が上映されることになる。しかし大人は、そしてハリウッド映画好きな往年の映画ファンは、ハリウッド一流スターの豪華な声を聴きに行けるということに心湧きたつだろう。ちなみに日本語吹き替え版も豪華である。クリスチャンでもあり、ミュージカルスターの井上芳雄がイエス役を、「異邦人」の久保田早紀こと久米小百合がキャサリン・ディケンズ役を演じている。

イエス役の井上芳雄さんとキャサリン役の久米小百合さんのサイン入り台本
イエス役の井上芳雄さんとキャサリン役の久米小百合さんのサイン入り台本

③現代的なテーマが心に突き刺さる!

 本作は、ディケンズの子どもが「アーサー王伝説」に夢中になっているところから始まる。この子は「王様(キング)」が大好きである。だから少年は自分を王に見立て、四六時中、周りの人々、特に家族に対して「王様」として振舞っているのだ。それを見た父ディケンズが「王様の中の王様(キング・オブ・キングス)、真の王の話をしてあげよう」と彼に持ち掛けるところから舞台が2000年前に飛ぶ、という設定になっている。

 息子ウォルターは、強くて勇ましい王の話が聞けると思っている。しかしそこで聞かされたのはイエス・キリストの物語。全然「王様らしくない」。だが、語り部である父親がさらにこのイエスの物語を深めていく中で、「真の王」とは本来どんな存在で、どのような言動が相応しいのか、を知るようになっていく。

ウォルターと猫ウィラ(監督の家の猫がモデル)
ウォルターと猫ウィラ(監督の家の猫がモデル)

 彼の理解の深まりは、「真の王とはどんな存在であるか?」を観客に伝えてくれる「現代的なメッセージ」となっている。某国がわがまま勝手に振る舞い、それに負けじと対抗措置を講じることで、争いや対立がさらに激化していく現代社会―。そこに本当に必要なリーダー、王様とは、本来どのような存在なのか? 人々の前で脚光を浴び、驚くような奇策を次々と打ち出す目立った存在なのか? それとも…。

 本作は、現代に求められるリーダー像について私たちに深く考えさせると同時に、親が子どもにイエスの物語を語るという、現代のクリスチャンが見落としがちな家族の大切さをも静かに思い起こさせる作品となっている。


④映画がお得に鑑賞できる「チャーチフレンドムビチケカード」!

 一般的に映画入場料は高くなっている。今では地域によって違うが、一般2100円のところもある。本作に限っては、お手頃価格で教会関係者しか買えないチケット「チャーチフレンドムビチケカード」が発売される。

チャーチフレンドムビチケカード(聖句入り)
チャーチフレンドムビチケカード(聖句入り)

これを使うと、なんと一般が800円ディスカウントの1300円!(一般発売されるムビチケカードは1,600円)、この制度を用いて、ぜひイースターを伝道の機会にしてはどうだろうか? 子どもたち、CSのイベントとして映画鑑賞会を企画するのがベストである。

 また、とある教会では、この制度を使って大人がチケットを購入し、差額分プラス数百円で子どもたちの入場料を教会が負担しよう、という大盤振る舞いを考えているらしい。するといつもの教会の子どもたちに加え、そのお友達も一緒に映画館に行くことができる。信仰を持たないアニメ好きの青年たちを劇場にと考えているクリスチャン団体もあるそうだ。


 以上、4点が私の思いついた本作の旨味である。①神学的、②商業的、③社会的、④経済的に、とってもお得な映画『キング・オブ・キングス』。この特典を子どもだけに限定するのは、あまりにももったいない!

 ぜひ、大人こそこの作品を鑑賞して、イエスの十字架の愛を受けとめて欲しい。全国の映画館が伝道の場となるこの企画を利用して、子どもたちや青年たちへの伝道のために、チケット代を捧げてもらいたい。きっと本作以前と以後では、教会に集う人々(子どもたちだけでなく、大人も含めて!)の質量ともに変化しているに違いない。


イエス・キリストの十字架のシーンには、誰もが涙する
イエス・キリストの十字架のシーンには、誰もが涙する

イエスは彼に言われた、「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。ヨハネの福音書 14:6 口語訳



*映画「キング・オブ・キングス」の詳細は、Homeページをご覧ください。→https://www.chfilms.net/

*試写会・チケットに関しては、→https://www.chfilms.net/kingofkings2026

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