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「ワーシップコンサート」編 神の恵みとその裏話 ⑧

更新日:2022年2月22日

ギターやドラムなどの楽器を使って賛美をする、いわゆる『ワーシップソング』を取り入れている教会も増えています。しかし、1980年ごろの日本の教会では、ギターを弾いて賛美することは、世俗的と言われ非難されていました。

その頃、アメリカの代表的なワーシップリーダーは、ドン・モーエンとロン・ケノリーです。 私はアメリカに何回か行かせていただいて、彼らのワーシップコンサートに参加しました。聖霊による解放された時間、神の臨在を感じる素晴らしいコンサート、しかも音楽的にも一流です。是非、日本のクリスチャンにも体感してほしいと、日本でのコンサートを依頼しました。


1 999年の夏に突然、インティグリーミュージックより、10月にドン・モーエンチームがシンガポール、韓国を回るアジアツアーを予定しているが、1日なら日本に寄ってコンサートをしても良いとの連絡が来ました。

しかもサポートメンバーは、アコースティックギターにはレニー・ブラン、コーラスにはレイチェル・ウィルソン、ドラムにはトレント・オースティン、ベースギターにはエイブラハム・ラボリエル、リードギターにはデビッド・モリス、キーボードのトム・ブルックスという超一流アーティストです。クリスチャンではない方から、「エイブラハム・ラボリエルが来日するのだったら行きたい」と問い合わせがくるほどです。

直ぐに会場を探し、読売ホールが唯一空いていたので、予約してチラシを作り始めましたが、チラシが出来あがってくる頃には、チケットは完売していました。

そして満席の会場で、ドン・モーエンが「God is good」と会衆に呼びかけると、即座に 「All the time」と会衆が応え、これには日本人はおとなしいと思っていたドン・モーエンも他のメンバーたちも、また私たちも驚きでした。

あまりにも素晴らしかったので、もっと皆さんにこの素晴らしさを味わっていただきたいと翌年は、中野サンプラザ、大阪厚生年金会館、アクロス福岡を回るジャパンツアーを計画しました。ところが、飛行機代、宿泊代、国内移動費、音響代、会場費、謝礼を入れると大変な予算になってしまい、各コンサート会場が満席にならないと大赤字です。夜も眠れぬ日々を過ごし、これではいけないと40日間の昼食断食をして祈りました。いのちのことば社がランチタイムになると、小さな部屋に籠って必死に祈るのです。

すると色々と協力して下さる方が現れ、なんとか赤字にならなくてすみました。もうこんな大変な思いは止めようと思ったのですが、2002年、2006年にも招聘してしまいました。

単に歌が一流なだけではなく。彼の持つ霊的なオーラと溢れ出る優しさが、人々の心をキリストに向けさせているのだと思います。

ロン・ケノリージャパンコンサートは、2001年には東京で、2002年には、横浜、名古屋、大阪にて行いました。彼が代表曲『Jesus Is Alive(ジーザス・イズ・アライブ)』を賛美すると会衆は立ち上がり、よみがえりの主の勝利を確信していたのが印象的です。

その他にも、2004年にはオーストラリアからクリスチャンシティチャーチを、2005年には、ヒル・ソングから「My Redeemer Lives」「Still」で有名なルーベン・モーガンを招聘しました。

イベント協力としては、2008年には、ルイ・ギグリオの“Passion Conferences”に協力してクリス・トムリン、マット・レッドマン、デイビッド・クラウダー・バンドらのワーシップコンサートを若者たちに体験してもらえ、うれしかったです。

また、2015年には、フランクリン・グラハム大会に、マイケル・W・スミスをゲストに迎えていただきました。何度も、ビリー・グラハム伝道協会にお願いして、決定した時には、天にも昇る思いでした。

マイケル・W・スミス とパチリ

最後に、彼らから教えられたことは三つです。①ワーシップリーダーは霊的リーダーであること②音楽面で一流であること③メッセンジャーになってはいけないこと。

詩と賛美と霊の歌をもって互いに語り合い、主に向かって心から賛美し、歌いなさい。   (エペソ人への手紙 5:19)

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