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神の恵みとその裏話㊵「クリスチャン映画を成功させる会」が映画「サウンド・オブ・フリーダム」日本公開に協力するワケ




アメリカ映画『サウンド オブ フリーダム(原題: Sound of Freedom)』は、製作開始から5年、昨年2023年 7月 4日、独立記念日にアメリカで満を持して公開された上映時間2時間11分の作品です。批評家たちの好意的評価もあって、限定館から始めたのに興行的に大成功を収め、全世界で4000万ドルの収益を上げました。

サンタフェ映画が製作し、エンジェルスタジオが配給するこの映画は、「パッション」のメル・ギブソンが今回は製作総指揮。製作は、エドゥアルド・ベラステギが担当し、自身も映画に出演。アレハンドロ・モンテベルデが監督・共同脚本を務め、「パッション」でイエス役を、「パウロ 愛と赦しの物語」でルカ役を演じたジム・カヴィーゼル、ミラ・ソルヴィーノ、ビル・キャンプが主演を務めました。

ティムを演じるジム・カヴィーゼル

この度、日本の映画配給会社ハークさんが、高額のMG(Minimum Guarantee最低保証額))のリスクを承知で、この作品を買い付け、日本ではこの秋9月27日に公開の運びになりました。

物語は、南米コロンビアを犯罪根拠地として、今、サタンの支配する闇の世界で全世界に広まっており、やがて日本にも魔の手が伸びようとしている、子どもの性的人身売買の実態にメスを入れたもので、実際に、その救出活動に携わった元CIAエージェントのティム・バラード(ジム・カヴィーゼル)が主人公です。

 

この映画を、「クリスチャン映画を成功させる会」として応援すべきかどうかを判断するため、礒川事務局長、顧問の青木牧師、妹尾牧師らと映画を鑑賞し、いろいろ資料を調べた結果、幾つかの事実が分かりました。

まず内容的には、この映画は実話ではなく、実話をもとに製作された作品なので、実際のティム・バラードが、どこまでこの救出劇に関わっていたのかは不明なこと。

映画のキリスト教的要素については、教会、礼拝、聖書朗読、祈りなど、直接的なクリスチャン色のあるシーンはほとんどないこと。(これは、恐らく、宗教色は極力排して、できるだけ多くの観客に観てもらうという意図からでしょう。その点では成功していると思います。)

また実在のティム・バラード自身は、正当的キリスト教会の信者ではなく、また映画完成後に告訴されて、今も一部係争中であることなどです。

 

それでもこの映画の日本公開に宣伝協力しようと決めたのは、以下のような理由によります。

❶ 映画の隠れたキリスト教スピリットを伝えたい:この映画の中に何回も登場する「神の子は売り物ではない」というキャッチコピーは、シーンとしては信仰色がなくても、聖書の「神に創られた人間の命と人格の尊重」スピリット(精神)を十分に伝えていること。

そして主人公の人身売買犠牲者救出、とりわけ後半の、敵の本拠地に乗り込んで一人の少女の行方を追う姿は、迷い出た一匹の子羊を探し求めるイエス様と容易に重なりますし、彼と、共にタグを組むバンビ―ロの児童救出ミッションへの動機が、「小さき命への愛」であるところにも、多くの共感を引き起こすと思います。

何よりも、この映画の製作スタッフの一人として関わり、自ら主人公役を買って出たジム・カヴィーゼルの演技が、前述の2作のキリスト教映画に勝るとも劣らない、彼の敬虔かつ燃えるように熱いクリスチャン魂と、失われゆく小さな魂に対する愛を伝えています。これは、先頃公開された「脱北 ビヨンドユートピア」のキム牧師のそれにもつながるものです。

(c)2023 SOUND OF FREEDOM MOVIE LLC ALL RIGHTS RESERVED

そんなわけで、この映画の内容を簡潔に定義づけるなら、「事実を基に、一部フィクションを交え、キリスト教精神のもとに製作された人道映画」と言えるかと思います。

私たちは、たとえ事実どおりではなく、背景には問題があるとしても、あくまでもこの映画が訴えるメッセージの大切さと緊急性を真摯に受け止めると共に、死の危険を覚悟して敵地に乗り込み、一人の少女を救い出すまでの、サスペンス映画としてのドラマ性のすばらしさを評価します。


❷ 急増している犯罪の撲滅と犠牲者の救出に向けて:主役を演じ、熱心なカトリッククリスチャンでもあるジム・カヴィーゼルが、エンドロールの後に訴えているように、この悪しき大人たちのペドフィリア(児童性愛)の対象とするための児童人身売買の犯罪は、あのソドムとゴモラの時代から引き継いでいる人間の罪の結果ですが、この映画を通してその実態の一端を明らかにし、尊い小さな犠牲者の救済のために、声を上げることは、クリスチャンとして率先してしなければならないことです。

このおぞましい犯罪は、今や世界最大規模になっており、映画の最後には世界の児童犠牲者数220万人という驚くべき数字が流れます。ブラジル映画「セントラル・ステーション」の主人公の少年も、危うく売り飛ばされるところでした。私たち日本人はまだそれほど身近に感じていませんが、実際には、警察庁の統計によると9歳以下の子どもの行方不者は、1000人を超えるそうです。

昨年アメリカの公開時に、この映画を見た立憲民主党の原口一博議員は、20分にわたる動画で、この犯罪の非道性は「悪魔の仕業だ」と断じ、何も抵抗できない弱き者を守るのは、人間としての義務であると強く訴えています。クリスチャンではない彼が、この犯罪の黒幕はサタンであることをはっきりと見抜いているのです。→


映画では生々しい暴力シーンや性愛シーンは極力抑えているので、映像的にはさほどショックを受けることなく鑑賞できますが、実際に行われていることは、あの昨年10月7日のガザの大量レイプ・虐殺のようなものであることを想像し、怒りを込めて私たちの撲滅行動へのエネルギーにしなければなりません。


❸ 優良クリスチャン映画の灯を消さないために: 冒頭に述べた配給会社アークは、従業員数人の小さな会社です。多額のMGを支払ってこの映画を購入してくれました。これ1本で店じまいとなる大きなリスクを負っての公開です。

なんとか1館でも多くの劇場で公開し多くの皆様が観に行っていただくことによって、次のクリスチャン映画の公開につなげたいのです。

そのためには、皆さんの背後の祈りと、お友達や家族を誘っての劇場鑑賞の応援によってこの映画を興行的に成功させ、クリスチャン映画の灯をともし続けなければなりません。

「クリスチャン映画を成功させる会」としても、教会・クリスチャンの皆様に、この映画の意義を伝えていきたいと思っております。

 



9月27日(金)の公開に向けて、これからもオンライン試写やカフェなどで、できるだけ多くの人にこの映画公開の大切さを訴えていきます。会員の皆様のご協力と応援を、どうぞよろしくお願いいたします。


『あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである』。

マタイ 25:40




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